可能性と、旅に出よう。
エンターテイメントは娯楽、一時的な気晴らしと訳されます。しかし、60年近くの間エンターテイメントを手がけてきたポニーキャニオンは、1つの娯楽が生きる力になり、ときに誰かの人生の舵を大きく切ることがあると感じています。
世界中の映画賞を総なめにした「ラ・ラ・ランド」は、歌い踊ることが人類共通の根源的な喜びであることを再発見させてくれました。また、松原みき「真夜中のドア〜stay with
me」は、40年という時と国境を越え、音楽ファンを魅了し、2020年代シティポップの核心となりました。人生を豊かにし、次なるムーブメントの萌芽となりうるのがエンターテイメントです。
私たちは、そうした作品やコンテンツを過去から引き継ぎ、現在、その先へと大切につなぎ、カルチャーへ育てていくことができます。一過性では終わらないエンターテイメントという可能性を携えて、今までも、そしてこれからも果てなき旅を続けていきます。
未知との出会いが待っている。
アーティストの歌声や紡ぎ出す言葉に恋する気持ちを重ねて、まるで自分ごとのように心をときめかせたり、アニメの主人公に背中を押されて、生まれて初めて楽器を鳴らす喜びを知ったあの日‥。エンターテイメントは、自分自身ですら気づけなかった未知の感情や、未来の自分に出会うきっかけをくれます。また、作品との出会いから一歩を踏み出し、人生を大きく前に進めることもあります。エンターテイメントはそれほどの力を持っているのです。
未来を生み出す多彩なフィールド
音楽から伸びたポニーキャニオンの枝葉は、映像や映画、アニメなどのコンテンツ制作やライブ・イベントの企画・開催、ライブ劇場の運営へと広がり、さらに多くの領域へ事業を拡大しています。近年はそのノウハウを活かし地域の魅力を引き出すなど、新しい価値を未来に引き継ぐ事業も手がけています。エンターテイメントで培った力をさらに高めながら、新しい領域へと漕ぎ出すチャレンジ精神を私たちは常に忘れることはありません。
まだ見ぬ風を、探しにいこう。
エンターテイメントは異世界へつながるもっとも身近で有効な扉かもしれません。突然、誰とも会えない日々が訪れたとき、目の前の小さなデバイスが心を癒し、慰め、励ましてくれました。また、てのひらのコンテンツは時空を超え、世界の人々と友好的に繋がり、笑い合えることもエンターテイメントが気づかせてくれました。
ポニーキャニオンでは、多くのスタッフがエンターテイメントの作品やコンテンツを手がけ、世に送り出しています。その関わり方はとても柔軟で有機的で、周囲が驚くようなアイデアや想いも、そうした企業風土の中でならきっと形にしていけるはず。まだ世に知られていない発想を形にし、待っている誰かに届ける。そんな心躍る冒険へ出かける準備は整っているのです。
デザインコンセプト
風に乗る、波に乗る、流れを作る。
固くなく、柔軟な姿勢を表現したロゴをスマートにシンプルにフラッグを象って表現しました。
フラッグは印、志、表明、仲間、応援も意味します。
アーティストを応援し、ファンに知ってもらうための印をつけるフラッグ。
『Culture,
Future, Adventure』3つの言葉を1つに束ね、フラッグを掲げて冒険に出るポニーキャニオンの姿勢を表現しています。